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2011年10月

2011.10.29

タイランド洪水(10月26日~タイ訪問)

 タイランド洪水(10月26日~タイ訪問)
10月26日から タイを訪問してきました。
一言で言うとバンコク市内
一部バンコク市北部で冠水は有りますが
官庁関係も休みで
バンコク市内、車の交通量も極端に少なく
通りの店舗等は土嚢又はブロックを積み上げ
洪水に備えて待機した様な 嵐の前の静けさ
しかし
確実に洪水はバンコク市に近づいて来ている。
私が帰国と同時に
バンコクで日本人家族が多く住む
スクンビット地区で日本のテレビでも
放映されていますが
冠水が始まっている との情報が入って来ました。
まず
当方の工場(バンコク東50km地点)
今の処は洪水被害の問題はありません。
それより問題なのは
当方のタイ現地スタッフは
バンコク市内のスクンビット地区にて
家族と一緒にアパートを借りて生活していますが
今後、バンコク市内に洪水が回り
スクンビット地区では
この先1m位の冠水に成ると言われています
すでに
近くのスーパーマーケット等に
飲料水は売って無く
コンビニ等も品数は、ほとんどない状態
食品関係も完全に品薄状態で生活が出来ない
日本人学校も11月14日まで休校決定となり
生活も出来ない状態で
奥さんと子供を
27日急遽、日本に一時避難させました。
工場責任者は状況次第で
しばらく工場にて生活する事に成りました。
それでもまだ私らのタイの拠点は
現在災害は無く恵まれています
私の知り合いの会社は
バンコクとアユタヤの中間地点の
バンコク真北40km地点位の処に工場があり
10日程前に冠水して
現在
工場外は120cm位の水に埋もれて要るとの事
それを土嚢等で工場を内に水が入るのを防ぎ
それでも入って来る水を24時間ポンプで掃出し続け
社長も
ずっと工場にへばり付いて24時間監視して体を張り
タイ人スタッフと共に必死に工場を守っているとの事で
何とか
現在でも10cm以下に抑え必死に機械を守って
何とか工場内へ入る水を食い止めていますが
トイレは洪水で逆流して戻ってしまう
特に
工業団地周辺の洪水の水は
トイレ等の汚物 +工場の油等が流失して
かなり汚染され その会社の怪我をした
タイ人社員が 洪水の汚染された水に浸かり
破傷風に成ったと云った話も聞きました。
今回、私は日本から
インスタント ラーメンを非常食として持ち込み
その会社に
陣中見舞いに行きたかったのですが
距離にして3km位
深さ1m以上の汚水の水の中を歩いて
行かなければ成らず
会社員全員 必死に工場を守っている最中
訪問しても邪魔に成るだけで断念しました。
私も
これまで この様な災害の経験はなく
日本で安易に受け止めて居た事を反省していた
そんな時
日本から暇な興味本位に電話して来た知人に
現地で タイの洪水での被害の現実を
見て 聞いて
思わず反発を感じ無愛想な対応と成りました
人の事は言えない
その知人も私も、災害の無い平和ボケしているだけです。
他に
タイ人で
飼育していたワニが200匹逃げたとの報道が日本でも
ありましたが
その地区の タイ現地の知人ですが
自分の家に行くのに片道7kmを
1m~1.5mの水の中を歩いて行って来た
と云った話も聞きました
私だったら 何時ワニに咬まれるか怖くてとても行けません。

私は記者ではありませんので
興味本位で 今回の洪水現場には行ってませんが
左上の写真から説明しますと
① 当方の工場の製造建屋です
シャッター部3か所土嚢を積んで備えています。
建屋の中の機械が水についてしまったらアウトで何とか
建屋に水が入り込り込むのは阻止しなければ成りません。
② 事務所の中
脇机や書類関係は 全て机や書庫の上に上げて備えています。
事務所建屋の玄関にも 土嚢5段位積み上げ
土嚢を乗り越えて事務所建屋に入らなければ成りません。
③ 工場近く(約1km離れている)のバンパコーン川で
川幅は300m以上は有り
後2km位下れば タイ湾への河口に成ります。
川の向こうの西側50k地点がバンコック市内に成り
どこまで東の当方(バンパコーン地区)まで攻めて来るのか
現状では何とも言えません。
10月28日現在、水位は多少上がっていますが
今の処、川が氾濫して溢れ出すまで云っていませんが
水位があと 1m以上上昇すると危ない状態です。
(下記 10月22日ブログ分)で紹介
④ 10月27日
今すでに浸水している バンコク北のドムァン空港から
(ドムァン空港は現在 国内線のみです)
バンコクに向かった数キロ地点
打ち合わせの為に訪問したオフィスビルの前
土嚢が高く積み上げられ、もうすぐ洪水が押し寄せる最前線でしたが
翌日の 28日洪水の水が回って来ました。
⑤ 10月28日
バンコク北西地区の王宮すぐ近く
朝から役所に訪問して 16時までミーティングしていました
写真は手前が10m幅位の用水路で2m位の余裕がありますが
水門の向こうはチャオプラヤ川(メナム川)
水門の向こうとでは水位1m以上の差がありますが
チャオプラヤ側は あと50cm位で溢れそうでした
私らは16:00に、この王宮近くの地区を離れましたが
18:00頃、日本のテレビでも放映されましたが
大潮で王宮周辺の浸水が始まりました。
⑥ 10月28日
バンコク市内のチャオプラヤ沿いのビルから撮影
右上端に見えるのはヒルトンホテル
中央下がオリエンタルホテル 左下がシャングリラホテル
他、シェラトンホテル ペニンシュラホテルのある地域です。
左中央に見える空地には完全に
チャオプラヤ川の水が入り込んで横の民家らしい建物が
完全に水が入り込んでいます。
私が見た印象では
後、数10センチ(50cm以内)でチャオプラヤ川から溢れ出しそうです。
タイの王様、やはり偉い方です。
今回、バンコクの象徴の王宮まで冠水しましたが
タイの王様(ラマ9世)は談話で
王宮を守る事より
200万人の国民が災害で被災している
その200万人を守る事を最優先せよ
とのタイ国王の談話が情報として入って来ました
どこかの首相が雨が降ったから、、、行かない?
偉い違いです。
やはり在位が世界一長く 世界一信頼された国王で偉い方です。

2011.10.22

タイランド洪水 (10月22日現在)

 タイランド洪水
10月22日現在
タイランドの洪水が
徐々に南下して来てタイランドの首都
バンコクに押し寄せて来ています。
私が2週間前のタイランド訪問時に
現地責任者からバンコクの北
約80km地点のアユタヤ近辺の
工業団地が洪水で危ない状態で
トヨタ等が部品調達先を洪水被害の無い
安全な地域に移す為
受け入れ先を新たに検討をしているとの事
毎年タイランドでは
雨季の終わりの10月に入ると
洪水でバンコクが危ないといった話は
これまでも毎年の様に話題に成っていました。
ただ今回
私がタイランドから帰国して
2週間が経過し何十年に一回との事ですが
テレビ等で報道される映像を見た通り
今年の水災害はタイの経済を根本から
脅かす事態と成り半端ではありません。
もともと
バンコク海側から北方面
150km以上の地域は幅も 100km以上の
絵に描いた様なデルタ地帯で
バンコクの北アユタヤの上辺りから海抜
数メートル地帯が約100km先のバンコクを
超えたあたりまで続いています。
その間の土地を50cm掘れば
水が出てくる様な地盤で粘土質
又はヘドロっぽい様な柔らかい土です。
当方が
工場建設(バンコクの東50km地点)の際
3m間隔で碁盤の目のように長さ30m位の杭を打ちました
その際、大型トラックに乗せた櫓から大きなハンマーで
杭打ち機で打ち込みますが
打ち込みから5m位まではドンドンと打ち込みながら入り
それが、5m超えた辺りから15m位までは
杭打機のハンマーを上に乗せ重みだけで
杭の根元から水を吹き上げながら入って行きます
5m~20m位までは水を多く含んだ
スポンジの様な水の層と云う事になります。
私ら日本の 富山県の平野部は
農地(田んぼ)から砂利を採取している様な
代表的な山から海に向かっての扇状地です
山から海へ高低差もあり、
いくらゲリラ豪雨でも排水が効いて
翌日までには海へと流れてしまい残ることはありません。
それが上記のとおり、
バンコク周辺の ほぼ海抜0m地帯では
土と溜り水が同居している土地で雨が降っても
土地での雨水の吸収は出来ない
雨季に入り
日本のゲリラ豪雨が一般的なタイでの雨季です
長期にわたると当然
小さな水たまりが、どんどん大きく成って湖状態になり
それが拡大し今回の様な事態に成ってしまいます。
また
アユタヤ地域から上の
サラブリ、スコータイ、チェンマイから上の国境へと
山間部の森林破壊が進んでしまい
山間部での雨水の吸収が出来なく成って
尚更、雨水が溜り流れ出た事も大きな原因です。

ここ数日
日本国内の知り合いから日に5回以上は
心配して頂いて電話等で問い合わせがありますが
日本の感覚とは違い、タイの土地についての説明に苦慮します。
さて
当方のタイ工場ですが
今の処は大丈夫ですが工場の操業は止めています。
当方は
バンコクの東50kmの海の近くに位置し
アユタヤ近辺からの洪水が
日に3km~5kmの速さで南下して来ており
バンコク地域との境には大きな川バンパコーン川があり
今後どの程度、洪水が東に広がって来るのか注視しています。
当工場も防護策として
機械が水に浸かってしまったら如何しようもありません
工場には現在、土嚢を1,000個位用意して
工場敷地の入口の門の辺りと
工場建屋のシャッター辺りに積み上げ臨戦体制
事務所の中の書類関係も上に上げて
工場全体 24時間体制で監視
毎日3回近く(1km先)のバンパコーン川に水位を確認
(今の処、水位が上がっている形跡無)
この先
南下してくる洪水の速度等を含めて考えると
来週の週(月末)辺りに当方の工場への
影響が出てくると思いますが予想が尽きません。
現在、神に祈るだけの待機状態成っていますが
最終的に今回の洪水で
日本から進出企業の内、製造業の30%位は
直接の被害を受ける可能性が有る様に感じます。

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