2010.01.31
最近強く実感している事があります
それは、昨年5月から9月まで当社では
毎月求人活動をハローワーク等にて行い
国の研修生を含め、毎月少しずつ5ヶ月間かけて
社員の募集活動をして、30名ほどの増員をかけました。
我社は富山県の高岡市にあり地元のハローワークに求人を出しています。
昨年5月から大よその求人件数の推移を見て感じることは
私ら富山県の高岡市は昔からアルミサッシ製造の町であり
三協アルミ+立山アルミ(合弁)と新日軽のアルミサッシの城下町です。
此処最近は小子化の影響と経済の情勢からも建物が建たず
かなり生産量も落ちている状態で当然沈滞ムードです。
そして
私の記憶では高岡市のハローワーク求人件数はおよそ
昨年 5月 800件
10月 400件
現在 200件 に落ちています。
一昨年まで 1300件位 の募集件数があった様に記憶しておりますが
この一年半で激減しており
現在
その少ない求人件数の中で製造業の正社員の求人数は
わずか3件~5件位です。
昔、私が製造業の世界に入った時は
私ら富山県の高岡市は製造業が昔から盛んであり
どの求人項目よりも製造業の求人が圧倒的に多く
製造業だけで 500件位はあったので無いかと思います。
現在の社会情勢もあると思いますが
この先、製造加工業で発展してきた日本はどうなるのかと思います。
この10年あまり
不景気で会社をリストラされた年配組みの技術者は
中国等で自分の技術を発展途上国にて
自分の技術の伝承している話もよく聞きます。
今の不景気で仕事が無く社員はリストラされて行く
極端なリストラ等により、当然求人もしない
⇒ 求人が無ければ技術者等の人が育たない
⇒ 人が育たなければ技術が残らない
⇒ 製造業の弱体化という事になり
⇒ 日本自体の製造業は競争力は無くなる。
⇒ 後進国に対する技術競争力も無くなる
⇒ 日本の製造業の時代も終わった。
という事に成って、私も他人事ではありません。
日本の産業の戦後から続いた
一つの延長線の時代の変わり目なのかも知れませんが
だからと言って、他に何が良いのか?
製造業以外、周りを見ても良く似た状態で良いものが見当らない
他にも見当たらない以上
経済全体が下がった状態で物事を考えて行くしかない
私の年から言えば、良き時代も味って多少の納得は出来ますが
私の子供を含めて若い世代は
この先、これまでの負も担ぎ、先が見えない状態で可愛そうな気もします。
しかし
希望を棄ててしまえば成長も何も無い。
私が18年前に独立して1年間の売上げは、今の50分の1位でした。
それでも、バブル以降の不景気な中での生き残りと
売る上げに対する私が手がける部分も多く
不安な状態であっても、結果を出せた喜びは今の数倍感じていました。
要は、生産⇒売上げの ただ数を上げて喜びを感じる時代では無く
他にも目を向けて喜びを感じないといけない様に感じます。
当社の場合、若い社員が圧倒的に多く
( 欠点として、直ぐ甘えに走る傾向は多々あります )
この先5年位?は 様子見? あわてず力の蓄積を行い
内容で仕事の喜びを味わえ様な会社作りを進めて行き
この先、日本では製造技術者が確実に不足すると思います
そして、全ての面で数では無く
客先に安心と信頼という 心の情を持った物作りが出来る製造企業は
やはり日本独特であり強みですが
日本独特の情があるから新興国との数の競争では劣るかもしれません
しかし
目先の利益に走る新興国では、到底真似る事の出来ない心の部分であり
また、今後残るべき日本の製造企業の強さになって行く様に思います。
何か日本を代表した様な事を書き込みましたが
思いだけは
いくら富山県の片田舎の小さな会社であって,力は無くても
そうしないと生き残れないという事だと思いますし
どんな状況であっても、その思いをどれだけ貫き通せるか
一本の矢を貫き通す。、、、これは、私に言える事です。
そして
今すべき事は、先々の希望を棄てず技術と人を磨き
次の時代を迎え撃つ体勢に備えて行かなければ成らないと思います。
2010.01.06
2010年
年頭(プラコー第15期後半)方針
確実な作業を心がけ実行する。
(後ろも振り返り確実な作業を行う)
2009年は新工場稼動等、強引に物事を進めて来ました
今年2010年は日本の製造業全体に変化の年であると思います
変化と云っても
日本の市場の縮小と環境問題等で製造業全体に海外移転等が進み
日本国内は、生き残りと、生き残るべきかどうかの選択が進むと思います
しかし、我々プラスチックの世界でのプラコーは
この先、多少の変化があっても決して引き下がる事は出来ません
如何変化して行くのか
しっかり先々の進むべき道を見極め実行していく事が重要である
と思います。
バブル以降、日本の製造業界は経済の不安定さとコスト面から
人材派遣や海外研修生等の多用で、技術者の底辺が低く
本来の技術者がオペレーターに化けて縮小傾向にあると思います。
私は逆の見方をすれば
この先
人格の備わった技術者を多く抱え、管理された会社で 営業力があり
あるレベル以上の仕事を、こなせる会社は絶対に強いと確信しています。
そして育った技術者を
当社の海外拠点であるプラコータイや、分野は違いますが、PKTテクノ等
との技術の交流を進めて、若いプラコー各社員を成長させる事が私の夢です。
その為にも飛躍一辺倒では無く
(今年は日本経済全体が飛躍では無く、守りの年である)
昨年は、プラコーも大きな花火を打ち上げ、見せ掛けだけは飛躍しました。
今年は、後ろも振り返り、足元を固めて、力を蓄えて、技術+管理面の蓄積を行い
次の飛躍に備えるる事が重要であると思います。
そして、この先の製造業は、ただ多くの数量生産だけで勝負するので無く
確実な知識と技術、そして確実な作業を行い、確実性の高い物作りを行い
信頼されるプラコーの商品(安心)を客先に送り届け
常に、客先から信用を頂ける事が最も重要で後に繋がる事であると思います
それが中国等の新興国との違いであり、今後の当社の進む道であると思います。
今年は世間の情勢からも、飛躍では無く、根拠のある、確実な会社作りを行い
将来に希望を持ち続けて、次のステージに備えて力を付けて行きたいと思います。