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2021 2月の状況について

202101 2月の状況(先の展望)
昨年9月辺りから,当社は徐々に受注量が増えてきています。
現在、当方真ん中クラスの大きさの機械(50t)が満杯状態です。
全体的な今の苦しい社会情勢の中で仕事を頂ける事を喜ばなければ成りませんが
客先に少しでも迷惑の掛からぬ様に生産トラブル等を無くして納期対応等の
コントロールしてますが中々大変で仕事があると喜んでばかりも居られません。
現在、当方での受注残が増加して来ており
客先納期の要望に応えるために機械の増設を検討していますが
下請け業であるプラコーにとって、この好景気も何時まで続くのか?
下請け製造業としては経営上の投資判断に迷うところです。
この先、投資(増設)を行うには色々問題も出てきます。
整理すると
①工場スペース (3年前の増築により余裕あり)
②資金確保 (投資の際は当たり前で最低限の借金覚悟)
③技術力の不足を補う (若い社員が多いが社会人としての認識経験不足を
今後の教育と指導によりカバーする)。
④管理力の骨太化 (車載関係の精密部品の製造業にとって管理業務は重要である)。
⑤じんざいの確保 (それなりの人材=プラコーに沿った じんざい確保)
⑥後継者 (投資判断にあたり、今の時代では重要な事柄であると思います)
新たな投資に対し後々のフォロー出来るのか? 当方の若い社員は現在
まだ能力不足であるが全体的には真面目で伸び代は未だ有ると思います。
⑦仕事確保
真面目に謙虚に進め、会社を少しずつ伸ばして来たつもりですが
なかなか客先に100%答える事も出来ていないのが現状
相手(客先)が、本当の良き客先であれば、プラコーは地道に前向きに進め
客先に認めて貰える努力を自己満足ですが行って来ました。
今回の様な景気の盛り上がりの際には声を掛けて頂ける。
製造下請け業として光栄であり、中途半端ながらプラコーの社員全員での
努力の成果だと思います。
以上、
今回の増設に対する問題点を整理してみましたが
現在、一番不足している問題点は、じんざい確保が一番に掲げられます。
会社のランク上げするに当たり、若い社員が多く歴史の薄い当社の一番の弱点
と言えると思います。
今、人材確保に真剣に取り組む、取り組むだけでは無く確保しなければ成りません。
プラコーは客先に筋の通った対応を行い、少しでも筋の通った取引をさせて貰う事が
私の目標であり細やかですが、私の思う日本の製造業です。
追加
増設=拡大路線を進むに辺り
私は知識の持った専門家ではありませんが、自動車EV2030年とかよく言われます。
この先、是まで当方で主に生産していた車載用のプラスチックコネクターの仕様が
大きく様変わりしてしまう可能性があり、その際に仕事が確保出来なければ
この先、何年後かの経営上の大きな不安材料と成ります。
プラコーは是まで私が作成し実行してきた教科書での延長だけでは難しい。
会社の成長の曲がり角に来ていると思います。
先の時代を乗り越えるには全ての面でのスキルアップを実現して行かないと
時代に合った仕事の確保は出来ない、生き残れないと云う事に成ります。
以上の事で、私は先々の不安感があります。
小規模経営ではありますが、今出来る事、今後確実にしなければ成らない事
人、技術、設備、他、全ての面でのスキルアップを確実に実行して行くのみです。
会社全体のスキルアップには、個々の社員のスキルアップが基と成り最も重要です。
各社員
物事を謙虚に捉え、謙虚さが無いと学ばない、学ばない人間は成長しません。
先々の生き残りと成長を考慮すれば、現在のプラコーの方向性と道筋は明確です。
以上、プラコー各社員に伝えます。
㈱プラコー 上坂敏志夫