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プラコー南砺工場(PLN)稼動

%e7%94%bb%e5%83%8f-003先月末(7月末)より
プラコー南砺工場の稼動を始めました。
現在の経済情勢から
この様な花火を上げて良いのか迷いがあります。
静かに今までの延長線として
この先の行動も押し進めて行きたいと思います。
お蔭様で
当方の射出成形機の持ち台数は3拠点で
18t~100tまで成形機の持ち台数だけは60台となりましたが
その各機械毎に段取りと品質等の維持管理が 付いて回ると言う事に成ります。
37歳の、17年前に独立当時の私の目標は
47歳の、独立10年間目で、スタート時の工場(一級住宅街)から出て
80坪位の工場を建て5~6台の成形機を持ち
50歳の、独立13年以降は家内家業でノンビリやるのが独立当初の私の夢でした。
しかし
独立以前からの知り合いの方々、そして独立後の色んな方々との出会い
その時々の判断として,正論での方向性を追い,それを前向きに実行を続けて行くうちに
独立当初の予定(目標)の形だけは10倍の規模に成った事になります。
バブルがはじけて大変な時期での独立
バブル以降の下請け製造業のマイナス的思考が続いている現在の経済情勢ですが
私の見方は
今の状態が当り前でバブルまでは日本経済成長が良すぎただけである。
天をある程度、見極めた国の経済が、それ以上を簡単に求めても無理な様に思います。
しかし経営者の経営等の判断基準は、
どうしても、良き時代を忘れる事が出来ずに追い求めて、待ち続けている。
これでは時代が代わり、何時までたっても待ちの経営であり前に進む事が出来ない
頭を切り替え
時代を受け止め、時代を見据えた経営スタイルに変えて行かなければ成らない様に思います。
私個人のサラリーマンから町工場の親父、そして海外にも会社を持ち社長業への移項
、、、、決して浮れている状態ではありません。
私はこの業界に入るまで
某上場アパレル企業の管理関係の仕事をさせて頂いた事がありますが
当時、私は まだ若く仕事に対する管理能力は=0だったと思います。
そこで、苦手な管理関係より
実際に自分の手で物作をしてみたいと思い、29歳でプラスチックの世界に入りました。
初めて3交替をさせて貰い、ほとんどセットしてある機械で自分で物作りをしましたが
それも2年半だけで、その後、技術部にて新型のトライ担当を1年間行い。
また管理関係に廻され、その後しばらくして、その部門の親分になってしまいました。
それならと自分で独立して
自分での物作りを始めましたが、5~6年で社員も増えてタイにも工場を作ることになり
結果として
現在の私は、まだ一人歩きの出来ない中途半端な拠点ばかり4拠点作って
会社はあっても、自分での物作りをしない存在と成ってしまい
言い方を変えれば、中途半端な志だけで
自分での物作りを真当を出来なかった、中途半端な人間と言う事になります。
話は戻り
世の中、経済活動の縮小傾向の中での今回の工場立ち上げ、、大、大大、、大大変です。
だけど、進めた以上は真当しなければ成らない。
そして、規模が小さくても、これからの製造業の有り方を勉強して実行していく事により
先の答えを出しながら進んで行かなければなりません。
その答えは
バブル以前の良き時代の右肩上がりの考え方では通用するものでは絶対に無い
注意しなければ成らないのは
今までのやり方が、こうであったから、、 とか、、大多数意見がこうであったから、、
また、、、経済学者なり人がこう言ったからと、、、
ただ良き時代の経験から答えを出し、それを進むべき道であると信じ進めていく
今の世の中
その様な無責任な考え方事態もっとも危険な事であり私は強く拒否しております。
要は
過去から答えを求めるので無く
未来から答えを求めなくてはいけない。
そして
会社経営は、時期 +資金 +人材 +業務内容 +そして客先 で企業ごとに違う
(天 +地 +人 という事に成ります)
我社(プラコー)は我社(プラコー)に合った経営があるはずであり
会社社長は、自分の会社に合った経営スタイルを真剣に考え
責任を持って実行して行かなければ成らないと思うのですが
現在も、おそらく先々も、常に上下+左右に状況は変化し、、、(流動的経済?)
簡単に先々の答えは出せません
プラコーという会社を、その時々の流動的流れの中で
本当に
その時々を如何運営していくか真剣に考え、確実に実行していかなければならない
この先も、私一人では如何にも成らない
プラコー社員+社外の御取引先等の方々の御力を、お借りして進めて行かなければならない。
そして、この先も私自身が手を緩める事なく
少しでも明確な答えを出しながら、少しでも確実に実行して今後も進めて行きたいと思います。
私にとって  文章を書いて作る、と云う事は、どうしても自分の頭の中の整理と成ってしまい
今日も、何か私の教訓めいた内容に成ってしまいました。