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タイランド 2010年05月19日 情勢(デモ解散)

タイランド 2010年05月19日 情勢
今日、早朝からタクシン派(赤服)デモ隊の一斉排除が始まり
  午後なってデモ側(赤シャツ)がデモ解散を決定しました。
今日一日
如何なるのか推移を見ながらタイ側社員と連絡を取り合っていましたが
反政府側からデモ解散が決定されて取り合えず良かったです。
今日、TBSニュースで一番に入ってきた映像は
当方の タイ現地法人 
(タイ PKT テクノ CO.,LTD)の事務所ビル(タニヤ プラザビル)前から
軍の装甲車がデモ隊に向けて兵士と共にバンコク  
タニヤ通りからシーロム通りに出て行くところでした。
当方、事務所ビル前を映像で放映されており
当方、事務所ビル2階と3階部分からは
  モノレール駅のサラデ-ン駅とも繫がっており
装甲車の上にサラデーン駅がハッキリと確認が取れ
私自身、限りなく現実的で身近に感じてしまいました。
早速、当方現地スタッフに電話で状態確認をしましたが。
日本とバンコクとの時差が2時間あります。
まだ、出勤途中の社員もおり
今日の朝一番からのデモ強制排除の情報を持たない社員もいて
事務所(タニヤプラザ)ビルには近づかない様に指示しました。
デモ鎮圧に最終局面を迎えて
死者も一時、100名を超えたとの誤情報もあり
当方、事務所周辺が完全に戦場となってしまいました。
当のタクシン元首相は
自分の家族を数日前にタイから出国させ
フランスのシャンデリゼ通りで
  娘と買い物をしている写真も出回っていますが、、、、、、
当人(タクシン一家)はフランスでバカンス?
配下のタイ人は現地の戦場で命がけで戦っている?
これは何なんでしょうか?
タイは昔から階層社会の国と言われています
日本人は多少の小銭を持ってタイに行って休暇を楽しんでいますが
これも階層社会の延長での考え方なのかも知れません
タクシン本人の動き?不自然さを感じるのは私だけでは無いと思いますが
何はともあれデモの解散決定が出され、私としては一安心ですが
根本的な問題解決は一切されておらず
タクシン派の強硬派が逃走しています
今後もテロ的手段で裏に回り尾を引く可能性は充分あります
この先も幾ら自分が気を付けていても
テロ的活動をされたら、何処でどんな事故に出くわすか分かりません
まだ、この先も現地では充分注意が必要と思います。