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中国研修生 帰国(11月11日)

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今月11月11日
一人の研修生が3年満期で帰国しました。
7月に続いて今年二人目の帰国です。
彼女はもともと
プラコーで受け入れた研修生ではなく
昨年6月に、ある同業者が廃業し
その後、入国管理局等の手続きを済ませて
当社で一年半面倒を見て
3年満期を迎えての帰国でした。
彼女は性格は明るく素直で
私も一度も叱った事がありませんが
当社で受け入れた研修生で無かった為
此れまで
プラコーで受け入れた研修生を立てて
少し遠慮していた様に思います。
おそらく彼女の中に
助けてもらったと云う思いがあったと思います。
しかし,彼女の仕事振りを見たとき
6年前に初めて受け入れた研修生を思い出します。
その研修生二人は仕事と私生活共にトラブルも無く
私生活等で心配で、私の方から 『…大丈夫か?』と言うと
帰ってくる言葉が、いつも決まって 『 大丈夫 』でした。
彼女達二人が帰った後
言葉には なかなか表せないのですが
静かに一つの自然な風が通り過ぎ去った様で
帰国後、社内で自然に過ぎ去って行ってしまった
当時、その様な話をしたものでした。
そして彼女も
当社は椅子に座っての検査作業ですが
手先だけで仕事をしているのでは無く、細い小さな身体で
体全体で仕事をして処理量も多く
此れまでクレーム等の問題に関る事は 一度もありませんでした。
18歳で日本に来て21歳での帰国となりましたが 日本に仕事で来た
という意識は確りしており本当に良くやってくれたと思います。
今後の彼女の人生
中国の彼氏の写真を見せてくれた事がありますが
(身長175cm=私と同じ ⇒ 年= 私の半分以下
足が長く、顔もカッコイイ ⇒ 私?です)
また、彼氏と電話で話した事もありますが、、、、
(スミマセン、私中国語、分かりません
私の方は一方的に シェシェ 、ニィハォだけでした)
如何なるか分かりませんが
中国で待っていた、彼氏も大切にして幸多いことを祈ります。
また、如何いう訳か当社の女子従業員は
中国研修生と日本人社員
年齢が近いせいもあり 訳隔てがありません
中国研修生の中に日本人が一人入り
一緒に、ご飯を食べていたり
それとは別に
休憩時間に研修生と日本人社員が二人で机を並べて
笑顔で話し込んだりしている光景を良く見かけます。
私は
これまで仕事の上での現実ばかり見て来ました。
何か
この様な光景を見ると微笑ましくホッとします。
今回帰国した研修生が
その様なムードの中心的役割をしていたと思います。
当方の中国研修生、それを受け入れる日本人社員
小さな光景ですが
私にとって大切にしなければ成らない誇れる光景であり
今後
彼女が残した大切な社風を少しでも長く守って行きたいと思います。