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亡き社員に思いを馳せて

㈱プラコーにて約13年間苦楽を共にした女性社員(同志)

が今月11月4日(土曜日)に亡く成りました。

死因は癌です。

 

私がその女性社員と初めて知り合ったのは

私のサラリーマン時代の31年か32年前に元在籍していた

会社に入社して来て年も数歳違いで意外と気が合ってました。

その後、

私は独立した後も5年位は元居た会社に在籍して居たと思います。

その後その社員は元居た会社を退職して3年?~5年?経ってから

家に居て働いて居ない、との事で

私の方から誘いプラコーにて勤務し今日に至って居りました。

 

亡く成った女性社員から癌だと彼女の上司から報告を受けたのが

今年3月22日でした。

その後、本人からの『このまま働きたい』との申し出があり

病気は気からと云う言葉も在ます。

最近の癌も気から直ったとの事例も聞きます。

私は、『 アンタの好きな様にせられ! 』 と伝え

そのまま本人に無理をさせない様に同じ職場の女性社員にだけ

病名を伝えて翌日からも

今までと何も変わらず病院通いをしながら勤務して居りました。

その後、

気丈なその社員は約7カ月間どんなに体がきつくても決して

顔には出さず私とは何時も笑顔で接して居ました。

最後の最後まで本人は闘病中でしたが絶対に弱音も吐かず

出入り業者も含めて社内の殆どの社員は癌で在る事を

知りませんでした。

 

急変は

11月8日(水曜)私が午後、海外出張から帰国後直ぐに社員から

今週初めに同僚社員が見舞いに病院に訪問した際

先週の金曜日(11月3日)に倒れて以降意識が無い状態で在る事

そこで急遽、皆で千羽鶴を折ったので午後から病院に訪問したい

との報告を聞いて驚きました。

私が最後に話したのは約2週間前

見かけの体も今までと余り変わらない 会話も今まで通りに

お互い笑顔で冗談を交えて会話して居ましが

急激な危険な状態への変化に驚いたとしか言えませんでした。

そして

11月11日(土曜日)朝、女性社員の息子さんから私に電話が入り

早朝に亡く成られた事を告げられ

翌日の日曜日に御通夜、翌々日の月曜日に葬儀の予定で在る事を

告げられました。

そして何の因果か?
10年近く前迄15年近く在籍して居た、別の元女性社員も

その前日に同じく癌で亡くなった事を新聞で知りました。

御通夜、葬式と同じ日の同じ時刻で

(元社員には御通夜の日に葬儀場に出向いて、

  御参りさせて頂き、御好意で顔も見させて頂きました。)

昔、2人は年も2つ違いでプラコーの過度な成長期の社員でした。

元社員は、家族の介護の為に退社し会社退職後も会社の前を車で

通り掛る際に私と顔が逢えば車を止めて話してして居ました。
二人とも

現在行っている増築工事の完成を楽しみにしてくれて居り

元社員の娘さんの情報ですが

完成したら会社に遊びに行くのを楽しみにして居たそうです。。

二人の葬儀が終わった今日は複雑な思いです。

今、一人会社で亡くなった2人を思い起こして居ますが
昔のプラコーの成長期に散々過度な要求をして苦労を描けた、

と思って居ますが
2人を並べて思い出しても、2人揃った顔は笑顔しか思い出せません。

今思えるのは
亡くなった2人(同志)は
現在の女性番頭と強力なトリオでした。

私ら2人も協力して頑張って此れだけ形(増築)が出来たのだから、

この後も頑張って後を頼みますよ、、、

 と笑顔で言いながら二人並んで去って行く姿が目に浮かびます。

他に色々と両名共に付き合いが長く他にも沢山、、そして色々在りました。

二人(同志)の存在は㈱プラコーの歴史でもあり、

その歴史の中で

色々在り過ぎて深く長く存在した分

プラコーの歴史に刻むべきポイントを持った社員と元社員です。

今此処で二人を、まとめ上げて御話をする事は出来ません。

昨日、葬儀の後の出棺の際の挨拶で亡く成った社員の旦那様から
いきなり
『 会社社長に、お世話になりました。』
『 会社にも、お世話になりました。』
『 そして従業員の方々にも、本当にお世話になりました。』
と言って頂けました。
本当に嬉しかったです。

元在籍して居た社員には、増築完成の姿を見せてあげる事は

出来ませんでした(間に合わず残念です)。

在籍していた社員には仮の引越をして2日~3日新しい増築した

建屋で仕事をして貰いました。

考え方として、本当に増築工事完成を楽しみにして居たのだと

思います。

本当に最後の土壇場の数日勤務でしたが

本当、、、、せめてですが、、、、良かったです。

私は此処で改めて二人(同志)には

『 人生御苦労さまでした。 』と冥福を祈ると共に

今、私がこうして生きている事を大切にしなければ成りません。。