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2012年1月 プラコー

2012年 1月のプラコー

 

先日,ハローワークに女性社員を念頭に求人を出しました。

今月から来月にかけて 南砺工場にて機械の増設を行い

今回、それに伴った本社と南砺工場の同時の求人活動と成ります。

今思えば

本社(高岡)での女性社員の求人活動は約2年ぶりに成ります。

 

( 私は、軽作業だからとパート、アルバイト感覚等で責任が化けるのは

余り好みません。

基本は、社員本人に自覚して頂き 女性も全て正社員として雇用し

戦力として 少しでも長い期間の雇用を考えています。

ただ私は、時代の先々の心配からプレッシャーで心の負担も大きく成ります )

 

当社での

女性社員の仕事は検査包装作業者と品管等の間接人員に成ります

製造業では当たり前ですが

製造原価を下げる為には 無駄と 精度と スピードが求められる

当方の検査作業も同じで、それが何処までも人の作業と云う事に成り

人の作業である以上、負担を軽くする事は会社全体の改善と向上に繋がり

結果、会社の収益として返ってくる。

 

その為にも

プラコー社内では検査作業自体は単純ですが人の作業(負担)との事で

検査場に不具合品を持ち込まない様に経営上も進めて来ましたが

プラスチックのコネクター精密部品は、特に形状的にも複雑で無理が有る

原料も添加剤で難燃剤の入った様な癖のある原料を多く使用しており

常に、バリ、ショート、異物他、諸々のバラツキとの戦いをしながら生産

結果、出来上がった製品を検査作業にて不具合品を排除し

精度を高めて不具合品0 との保証した形で検査を行い出荷している

 

上記

どんな仕事も大変だと思います

しかし時代も、何時落ちてもおかしく無い様な後が見えない時代に

社員数等の人の配置を考えると 安易に人材も置けない時代であり

一つの会社組織での負担は 組織内そして会社内で

全体の負担を平均化して総合的に負担を分担しなければ成らない。

クレーム1つ取って見ても

そこに1個の不具合品が有り、その1個がクレームと成る。

製造過程から、その1個を無くす努力をして

作り込みの段階からの精度を上げた物作りが必要であり

製造業であるプラコーは

延々と生産活動の中で続けて行かなければ成らない。

 

当社では

上記の通り,作り込みの段階からの管理に力を入れて来ました。。

単純な話であるが 本当に管理を追及して実行すると

人と人、組織と組織とが ぶつかってしまう

方法性と結果は、その会社の

社員の意識や質もあり なかなか思うようにいかないものです。

良くあるのが生産過程の中で

昔からの職人的気質の技術者感覚では

自分にケチを付けられたと勘違いして否定的に成ってしまう。

それを昔の男社会中心的考え方だと、当社の生産工程上では

結果として作りっぱなしで後々検査工程での負担だけが重く

その後始末に 多くの人材が必要と成って来る( 悪循環です )

 

今の時代 本当に作り込みの段階から

きめ細かい管理を組織の工程の中に取り入れて安定させ

会社組織として総合的な結果を出す。

( 口で言うのは単純で簡単ですが 実行出来ない )

本当に納得させて会社全体が実行に移そうと思っても

必ず

会社の伝統的考えや邪魔者等の人の壁が出来て本当に難しいものですが

今の時代、それに乗り遅れると会社組織の体を無さず遅れを取るだけです。

( 管理を取入れ追及する際、会社の伝統の人の問題が一番かも知れません )

 

それを今の プラコー内で実行するには残念ながら

私のワンマン経営での強制的な指示でのスタートし

( 当然、私のバランス感覚が必要である )

社内での結果を出して納得させる様な 実行(指導)しかない様に思います。

( 上記当り前ですが、どの会社も実行出来ない 現実が有ります

それを踏まえて確実に実行させる為のワンマン経営と成ります )

 

受注が有って 当然納期が付いて回る。

製造にて  拠り安定した良い物を作って。

検査作業にて  効率良く作業を行い確実な製品を出荷する。

製造業のプラコーは

単純に是に付きる、謙虚に受け止め実行する と云う事です。

 

是までプラコーは

時代に逆行して それなりに急成長をして来たと思います。

その成長に 若い社員だけでは会社の成長が追い付かず

年配者で 倒産した同業者の中途社員も雇用しましたが

残念ながら 良き時代を経験して 言葉( 口先 )ばかりで

今と 先々の答え( 先々自分は引退している )を全く持たない。

倒産した会社での 自分の栄光?の自慢話だけで危機感が無い

南砺工場を新しく稼働させた際も、新しく工場立ち上げで

バタバタと会社が忙しくて猫の手も借りたい中で 何度注意しても

1人フラフラして居るだけで戦力に成らず、存在が周りに悪影響

結果、南砺工場の稼働数年前に面識の無い人間を面接し採用して

言葉で誤魔化していただけで、最後まで戦力に成らず 実績は無し

企業人として疑問を感じる様な人間を 私は是まで見て来ています。

( 私の指導力が無かったのか 私が一番無駄で後悔している事柄です )

そんな中で、年配者であり 場違いな会社に来て空回りしていても

毎日、夜遅くまで協力の気持ちだけが伝わって居たのは兄だけでしたが

静の世界から、急に製造の動の世界へと世界が違い継続出来ませんでした。

 

私は社長である以上

時代の閉塞感に関係なく 私の責任感で仕事でプラコーに関わった

前向き で向上心があり 責任感のある 若い社員の将来事に対して

小さな会社で微力ですが

私は、少しでも夢を持った仕事をして貰いたいと考え経営をしています。

私も批判だけで、言う事と思うだけ かも知れませんが

先々も 出来るだけ長く思い続け 少しでも実行して行きたいと思っています。

 

最近 製造部内で

『 こんな事をしていたら 後の検査作業大変やぞ 』

と言った言葉が 製造部内のミーティング中に出て来ます。

私が是まで待ち続けていた言葉です。

自分一人が楽をするので無く

常に、相手と周りを思いやる心が 絶対的に重要で

会社運営で、苦労を共に社内で共有する事は団結にも繋がります。

この言葉で、仕事が有って 経営がまともであれば

やはり 会社は人が作って成長して行くべき人の集団( 組織 )です。

プラコーは まだ成長出来る会社であると確信して前に進めて行きます。

 

今回、また私の頭の中での、私の煩悩の世界での話でした。