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私の安らぎ

独立当初(1992年)から,休日でも暇になれば会社に来ています。
今日もそうですが、何をする訳でも無いのですが何となく落ち着きます。
独立当初の1992年春(もう独立17年です)
世の中バブルがはじけて二番底がどうのという時期でした。
私も会社を辞めたは良かったが、やはり元々サラリーマンであり
水飲み百姓の小倅は世の中の厳しさを理解しておりませんでした。
会社を辞める際には
サラリーマン時代の元社長と何度か話し合いを行い最後に
「やってみて駄目だったら、また戻って来い」 と言われ
力付けられたのか?馬鹿なやつと思われ最後の労わりなのか??分かりませんが、、、
(数年前にサラリーマン時代の元社長に確認しましたが、もう忘れてしまってました)
馬鹿正直にサラリーマンをやってて、会社を辞めたは良かったが、、、、、
先々の仕事の当ても無く
サラリーマン時代に唯一口座のあった銀行に相談してもまともに相手にして貰えず
別途、国民金融公庫から何とか資金を借り、国民金融公庫担当の方から
最後に「何があっても頑張ってください」と励まされ
工場(小さな小屋)の稼動準備と営業活動に走り回りましたが、、、厳しいの一言
本当に工場の稼動前から世の中の厳しさを実感させられたものでした。
どんどん当時の愚痴になって来ましたが、それだけ当時の世の中は厳しく苦しかったです。
今でも創業当初の、マイナスを全部背負った様な、あの時のあの思いは忘れられません。
工場稼動させても、スタート時にバブル崩壊のどん底で仕事量は少なく
バブル崩壊後の経済情勢の中で何か強烈な悲壮感さえ感じました。
その、どうしようもない苦しさの延長で仕事がある事の喜びを身にしみて感じ
個人時代の、初めの4年間(男=私一人)は不安でどうしようも無く
誰のせいでも無い、全て自分のとった行動であり責任は全て私にありました。
仕事がある事自体が喜びでしかなく (今の状況と同じです)
日曜、祭日、盆正月も関係なし年間、365日⇒360日は1日3~4時間の睡眠時間でした。
それでも不安で寝る前に布団の中でいろんな事を考えて寝ていました。
もう、10年以上前の昔話で自分の昔の苦労を自慢している様なものですが
結果的に独立当初の心細い、苦しい思いが今でも忘れられず、思いをそのままにして
現在の経営に結びついて来ています。
また、私が独立してからサラリーマン時代からの知人,そして独立後知り合った客先等
プラコーが個人創業から成長し、まだ半人前ですが今日に至るまでの過程で
今までどれだけの人に力に成って頂き、勇気付けられ、また助けて頂いたか、、、、、
この御恩は絶対に忘れるわけにはいかない、これは私自身の信義に関わる問題です。
また
どんなに利益が出ても、どんなに良い状態であっても一時のモノとしか捉えられない。
だから、どんなに良い状態であっても一時のモノであり、幻の様なものであり
先々が不安であるから、不安を少しでも取り除く為に何と無く休日でも会社に来てしまう。
ただ17年も経営に関り経験から (経営者として短いが激動?の17年でした)
良い時も一時なら、悪い時も一時にしなければならない。
良い時から学ぶものは余り無い。
悪い時と失敗からは学ぶものが山ほどあり、良き教科書であり良き教訓でもある。
失敗をそのまま受け止めてしまえば、自分の負けであり、自分自身への負けでもある。
今の自分は失敗の山を重ね、それを教訓に軌道修正をして何とか経営をしている。
この先も、失敗から学んで教訓にして、また学んで前に進んで行かなければならない。
若い頃、勉強をしなかった事を、反省して、、報いとして、、、教訓として、、、、学んで、、、、、
経営に関わっている以上は、常にバージョンアップして、、、、、、
たとえ私が熟年に成っても (すみません、もう完全な熟年でした) 
プラコーという会社は、男子社員が年齢的にも、ほぼ30歳以下の社員構成であり
私を含め現社員共々(私+1名+1名(中年見習い)=熟年)まだまだ未熟であることを自覚し
(私は中途半端に自分勝手に出来上り、守りに入った成長しない人間には魅力を感じません)
(プラコーで言えば、社長がまだまだ中途半端なのに勝手に出来上がるな!。という事です)
若いという事はこの先も、人として、技術者としての成長の可能性は有る(本人次第ですが)
成長の可能性を現社員と共有して、今後も成長し続けて行く上で心掛け無くてはいけないのは
高い意識と、素直な心と、新鮮な目で物事を捉えて、しっかりと勉強し自分のものとし習得して
実行力を持って、前向きに進んでいかなければならないと言う事ですが、、、、、、、、、、、、、、
繰り返しの様な事を述べますが 
私は創業当初からバックがおらず、これまで甘えが許されない状態で進めてきました。
私は年齢に関係なく、男女も問わず。 自立していない、社会的責任を果たさず、貴方任せの
ただ甘えてくる人間は、どうしょうも無く好きには成れません。
結論として、今後プラコーを成長させて行く意味で必要な事は
プラコー全社員(年齢、男女を問ず)の「 心.技.体 」をバランスよく育てて行くかポイントと成ります。
話は逸れてしまい、 私の安らぎ とは、縁遠い話に成ってしまいましたが
ナンヤカンヤと表向きは愚痴りながらも、これまで前向きに物事を進める事が出来た。
私は本当に幸せ者と言える、しかし幸せ者との思い込みの中で埋もれてしまってはいけない。
以上、私の今日の休日出社にて、私に対する総括でした。