ISO
BLOG

ブログ

2012年 年頭の挨拶(訓示)

2012年 年頭の挨拶(訓示) 

 

2012年 変動と変化の時代へのスタート元年

 

新しい年明けと成りました

今年は是までと違った変化の年と成りそうです。

私が独立後、経験したマイナス経験として大きなものは

バブル崩壊  ITバブル崩壊  リーマンショック等があります。

プラコーは現在、世界的市場商品の末端部品を生産している

世界の経済変化にプラコーも大きく振り回される運命にあり

2012年の世界市場( ユーロ問題等 )は

今後大きな分岐点の年と言え、それに伴い末端製造業のプラコーも

大きな変動に振り回される、スタート元年と位置ずけられる運命と思え

この変化は

新しい時代への変化であり 私も経験の無い変化と思える

日本の経済の良き時代、自分にとって都合の良い時代の過去を

正当化した会社経営と運営は、現在と今後の経営は到底出来ない。

私自身この数年間は、会社運営に失敗して反省しなければ成らない。

そして新しい変動の時代の変化に

未来に向けた、過去からの固定的観念から学べる事は少なく

今後の変化を考えると、あえて無いと言っても良いかも知れない。
過去から学べる事は、失敗を謙虚に受け入れて後々軌道修正を行い

この先の 未来を冷静に読み取り 謙虚に

与えられた未来に向かう テーマを確実に実行して行くだけである。


2012年 新年を迎え 今年のテーマは 

先々の未来を考え 未来を勉強し 未来に突き進む。

  

此れまでの良きも悪きも、それなりのプラコーの成長の時代等は

全て 過去であると認識すべきで

謙虚に、そして力強く未来を検討して確実に実行して行くべきであるが

プラコー社員は全体に若い

安易な昔からの固定観念を捨てて、未来を切り開く土壌は充分ある筈である

そして

技術的,管理的にも、総合的に社会が求めるレベル以上の価値のある仕事をする

( 客先から一目を置かれ、客先がプラコーに対しメリットを感じる会社を目指す )

その為には、個々に意識を持って責任ある仕事をして貰わなくては成らない。
自分の可能性を振れずに常に求めて行かなければ成らない。

社員に要求するには

会社も少しでもチャンスを与え、それに応える責任もある

厳しい時代の末端の製造業は

競争力があり 売上と利益が無ければ 客先と外部から振り向いて貰えない。

以上

謙虚に素直に意識を持って上を目指し行動力を持って実行して貰いたい。


今年の社員への要望事項 

①  プラコー(男性)社員全員若く、中途採用の新人ばかりであり

現在は、穴埋めに振り分けて いるだけで適材適所と言い難い

歴史が無く、勉強もせずに知識が無く、立場だけで仕事を真っ当出来ない。

年配者の社長である私が、未だ未完成であると自覚して謙虚な姿勢で

先のレベルアップを目指している中で

実績が無く 若いくせに勝手に立ち止り 成長の無い社員には

言葉は悪いが

後々会社の成長を止める事に成り その様な人間に興味は無い

小さな会社ではあるが 常に意識の高い社員を育てて人の移動を進め

その都度、適材適所を図り、その時々の会社の成長を心掛けて行く事が

後々、立ち止まらない会社の成長となり プラコーそのものの力と成る。 


*今年からプラコー社員の海外派遣(プラコータイ)も

今後の展開によって 検討しなければ成らない状態に成るかもしれません。

その際、タイ、中国を含め、その国のローカルの社員は最近特に成長して来ており

ただ 日本人だからと誤魔化しでの派遣は今時は海外では通用しません

海外では、しっかりと意識を持った技術者等の日本感覚の管理者が必要と成ります

その為に、ある程度 厳格にプラコーを之まで進めて来た経過もあります

私は是まで

プラコー社員の プラコータイへの海外派遣の必要性は 充分感じていましたが

とても これまでプラコー社員 その様なレベルでは無い

私は、プラコータイに 派遣出来る様な社員を育てる思いで焦って居たのは事実です。

各社員、プラコー内、そして日本国内だけで無く 何処に出しても恥ずかしく無い

知識と 技術と 人間性を 今後身に付けて頂きたいと思います。


②  今後の製造業の海外展開等を考慮し

海外勢には 追いつかなくても コストの少ない物作りを より進めるしかない

各社員は大変であり 厳しいかも知れないが、今以上の維持活動を願いたい

それがプラコーの生き残りの一つの競争力と成る。


③  仕事があって、ロットが長くて利益が出るのは当り前である

現在の南砺工場が良い例である。

しかし下降線をたどった時に仕事が極端に落ちて経営も出来なく成る

今後、成形機も増設して行くが、売上は落ちても小ロットも取り入れ

幅を持った多品種の受注により景気の波を小さくしなければ成らない。


④  不安定要素が多い時代

ここ数年間色んな事があり、私の経営バランスはズタズタである

そして私の年齢からも 今後はプラコー各社員に成長して貰い、

バランスを少しでも良くして末長く生き残る会社にしなければ成らない。


⑤  リフレッシュ休暇

連続3日間の有給を取って貰い 休日も入れて5日間は仕事から離れ

リフレッシュして貰う。

資格    1年以上勤務して有給が10日以上残っている社員

本人申請 1カ月前(会社として準備が必要です)

会社通達 1週間前までに個々に通達

*休暇を取った穴埋めは各部門で検討願います。


⑥  義理事

プラコーの社員は全体に若く 社会人としての教育がされておらず

大人として社会人として 一般的に義理事に無頓着と言える

社長である私も 人間であり 神様では無い 感情もある義理と義理事を

果たさない 社員に義を果たす必要があるのか疑問に感じる

今後

会社を円滑に運営する為にも 社会人として個々の人としても協力願う。


⑦  報告を怠るな (当然の義務であり 最も重要な事です)

報告が無ければ誤解も生まれ、会社の動きを止めてしまい 違う方向へと行き

最後に客先等の外部に対しても信用を失い 取り返しの付かない状態となる。

私一人で会社の成長と維持は無理であり

社員に任せる処は任せて、その社員にも責任を持って成長して貰い

その社員と共に状況を見ながら会社を発展させる考え方です

従って、まともな報告の出来ない社員に任せる訳にはいきません

報告は義務として 確実にしてブレの無い様に行って貰い

今日1日の 纏めとして整理して報告し家に帰る事により

各社員 仕事と私生活を分けて 頭の切り替えをして貰いたい。


昨年も南砺工場にて 安易に報告を怠り幼稚な事故が発生しました。

勝手な判断で真面な管理もせずに 担当レベルで指示を曲げてしまい

客先にも届くトラブルも集中して発生しました。

会社の安易な妥協と 個人の勝手な判断で行動を起こせば 20年間近く

苦労して積み上げて来た客先からの信用も簡単に落としてしまいます。

絵に描いた様な 理屈と批判等は、普通は誰でも口に出して言えるものです。

今の厳しい今の世の中で、

実際に有言実行で成し遂げる事は 百に一つで非常に難しいものです。

確かに大変ではあるが、プラコー各社員は、謙虚さが無ければ後の成長は有りません

意識を持ち続けて、会社の意向を理解して立ち止まらずに自分を磨いて頂きたい。


以上、

年頭に辺り、まとめて診たが結論めいた事をなかなか言えません

それだけ難しい時代であり、全ての面で変化の年と言えます。

先々も変化を受入一つ一つ整理しながら進めて行くしか無いと言う事です。

プラコーは若い社員が多く、先々は個々の生活や家庭等これからである

どんな状態でも自分を守り抜く為には 常に希望を捨てずに進めるしか無い

それは各社員が 自分の個人の責任として受け止めて行動して頂きたい。


2112年1月

株式会社プラコー  代表取締役 上坂敏志夫