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愛犬 クレア

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2010/07/12 09:41

私の愛犬クレアが
(ゴールデンレトリバーの雌犬)
私の家に来て あと数日
(9月10日前?)で、ちょうど8年に成ります。
これまでの8年間、私にとっては
心の隙間を埋めてくれていた 完全な癒し犬で
私が近所を散歩も兼ねて動き回る際など
家の直ぐ裏の 公園等の散歩等には必ず
私の横か後をトコトコ付いて回っていました。
今から ちょうど8年前に初めて
我が家に 生後6か月の 幼いクレアが来て
初めは、しつけも出来ていない 何も知らない
ただ落ち着きの無い わんぱく娘のクレアが
8年間の歳月と共に
成犬へと成長して行き それと同時に
私にとって クレアが居る事が
家庭では当たり前の生活と成ってしまいました。
これまで家の敷地の2面(北と西)を
自由に行動出来る形で飼っていましたが
私が
どんなに遅く家に帰っても
必ず起きて 車庫まで迎えに来てくれていました。
私も
必ず御返しに頭を なぜてやる事が習慣でした。
それが終わり
私が家に入ろうとすると
今度は あわてて外を回って
私の居るリビングの外の 私に近い処に移動
私が家に入るのが 少しでも遅れると
リビングの外で クンクンと鼻を鳴らす始末で
後は 私の座っている すぐ外で
私を見ながら、ずっと座るか横に成り私を見ている。
私が家の中で移動すると
それに合わせて外で 一番近い処に移動
朝、会社に行こうとすると
クレアは 私の生活習慣を分ってて 私の前に
車庫へ移動して 私を待ち見送ってくれる。
私は冗談でストーカー犬クレアと言っていました。
また
犬見知りはしても、人見知りはしない。
誰にでもなつき 自分を可愛がってくれる人
誰にでもクンクンと甘えながら
自分の顔を相手に埋めて甘える。
本当に
人の心と言葉が わかる感じで
悪さをして、2度叱れば3度目はしない。
散歩をしても
リード無でも 私から2mは離れない
離れても 呼べば直ぐ私の右横に来て座る。
散歩途中ですれ違った人から
『なんちゅう、賢くて 大人しい 良い犬やね 』
と言われ
それを言われる事が 私の自慢でした。
全て
クレアは、私と居るだけで落ち着く。
私も仕事柄、何時も
いろんな悩みを抱えてしまいます
私が家で ボッとして考え事をしていると
黙って 私を見ながら心配そうに
何時までも待っている
私が我に返り
クレアに目を向けるだけで心配が解けたのか
本当に喜んではしゃぎ直ぐ私に向かって座る。
天真爛漫で
頭が良く、情があり、優しく、悪が無い、
本当に明るく、家庭では常に私の傍にいる、、、
そんな愛犬クレアでした。
そのクレアが現在
腎臓を患い 末期の闘病生活を送っています。
犬は自分の、体の痛みとか不調は訴えて来ません
7月の検査時は異常が無く、10日程前の8月の末に
本当の異常を感じて病院に行きましたが
もう症状は末期で手遅れ
諦めるしかありませんでした。
今まで8年間
健康で無邪気に優しく
私の傍に居るのが当たり前でした
今、私が居るリビングの外の箱庭に
クレアの姿はありません
昨年沢山植えた庭木も
静かに見え動きが無くなり景色も変って
沈黙した様な状態に成ってしまいました。
私は今
『今まで黙って見守って来てくれて有難う』と
しか言えません。
そして私は、何時も一緒に居て
クレアの体の異常に気づかず放置していた責任
かぐや姫の様に、丁度8年間限定の使命を帯びた
8年前の9月初めに
我が家に来て 綺麗な期間限定の8年間
これまでの8年間に侘びと感謝と恩返しに
介抱をしています。
9月6日 21時06分 最後の間際まで,
痛みと苦しさを余り見せず
私ら家族に尻尾を振って気を配り、
小さな、ため息を2~3回繰り返した後
そのまま動かなくなり
私が『 クレア 』と叫び呼び戻すと
最後の最後にもう一度 ため息をして
私ら家族が見守る中、私の手に寄り添って
静かに息を引取り永眠しました。
もう、介護さえ出来無く成って終いました。
人が好き
家族が大好き、遠慮がちで人に迷惑を掛けず
愛されて
私ら家族には 最後の最後まで気を配り
素直で 明るく 優しく 新鮮な 思い出だけを
残して、、、、、
居なく成りました。
今の私は、
クレアの異常が判ってから
この10日間位の出来事で切ない急展開の終焉でした
クレアは 悪が全く無く素直に通り過ぎたのか
私の心の準備が出来て居なかったのか、
クレアとの思い出が ぼやけた様な、、、、、、
もう遠い過去の様な気がして成りません。
私は犬が好きで
此れまで いろんな犬を観てきましたが
クレアは人の心を読み取り 完全に別格でした。
今 此処で
愛犬クレアとの 8年間の尊い触れ合いを
書き残す事が 私にとって大切な思い出と成ります。