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タイランドについて

これまでタイランドの政治情勢について余り興味がありませんでしたが、、、、、
遅ればせながら一言?言わせて貰います。
黄組(反タクシン派)やら 赤組(タクシン派)やら最後に青(シリキット派?)+黒組(パタヤ派)?
(ユニホーム?=チームカラーの様で識別は単純で分かりやすいのですが、)、、、、、、
私は、、、、もう、うんざりしてます。
まず、昨年の11月末からの黄組による空港閉鎖
私はたまたま、その前日にタイを出国し、何とか難を逃れる事が出来ました。
 私の知り合いは12月10日近くまで日本に帰国出来ませんでした。
そして今回(4月)、私は非常事態宣言の発動日までタイに居りましたが、、、、、、
パタヤでのASEAN+3国(日本+中国+韓国)首脳会議が
今度は赤組(タクシン派)の妨害により途中で中止 (こんな事アリ?? です)
翌日は、タイ首相(アシピット)の車がデモ隊によりメッタ打ちされ ⇒非常事態宣言発動 
  ⇒翌日、軍隊によりデモ隊排除、、、、、中途半端にひとまず終了。。。ひとまず、、です。
微笑みの国タイランドが、偽りの微笑みの国に成ってしまいました。
私もタイランドに愛想が尽きた、、、、ダラブツ( 富山弁で馬鹿者、という意味)。
昨年11月末から約10日間、どうしてタイ警察+軍= タイ国家はイエロー軍団(反タクシン派)
に空港閉鎖を許したのか?
その、空港閉鎖を許した為に
昨年末からの、急激な景気減速により、日系工場等でリストラ反対、ボーナス闘争等の
ストライキ多発。 日本の新聞、テレビにも取り上げられました。
ストライキの延長線で、ストライキ部隊は空港閉鎖での国の黙認から、
何をやっても 警察+軍=タイ国家は動かない ⇒自分達も何をしても大丈夫だと判断
当方の工場近くの、高速道路+一般道( 片側8車線)の産業メイン道路も、
ストライキを起こした連中は、
空港閉鎖が許されるのならと、今度は会社制服部隊によって完全道路閉鎖をしてしまう。 
(こんな行為も許される =ホンマ何でも御座れの国です)
当方は関係ないのに道路閉鎖されて
当方の工場の周りは大渋滞、通常1時間で行ける所が6時間掛かる始末。
こんな事をしても、警察もまともに動かない(日本では絶対考えられない)
警察は袖の下を集める事を仕事にしているのか?⇒(かなり、、、、、、⇒そうです)
法とか秩序はどうなっているのか?? 疑問に感じ怒り心頭です。
(申し訳ありません。経営に関わる事なので、つい感情的に成りました、、、以後、注意します)
そして今度は
赤組(タクシン派)によるASEAN会議妨害⇒会議中止
各国の首脳が集まった会議に軍隊も警察も動かずただ見ているだけ、、ナンじゃコリャ、、です。
(また感情的になり 不適切な言葉を使って降ります、、申し訳ありません)
これは、もうタイの国が秩序の無い国である事を世界に認めさせたようなものです。
私が10年前に微笑みの国タイランドに夢描いて進出した事がナンだったのか? 
またまた、怒り心頭です ⇒失望です。
軍隊が出動し行動した
4月13日は、タイの正月(ソングラン)で平和に水掛祭等が行われるはずでした。
タイランドでソングランの間は、全国的にやっていますが
バンコクの当方事務所近のシーロム通り、がもっとも盛んに行われ
当日は、水をかけられても怒る事は禁止です
私も容赦なく、バケツで一気に水を掛けられ覚悟を決めて
近くの露天で、水鉄砲を買って、バケツを持ち出して(所有者?=不明)
そして、何万人?の群衆の中に(気分だけは、、、殴り込み) 入り
タイ人 +白人 +黒人 +インディア +チャイナ +コーリア +日本人、国籍問わず
(バンコクは世界中の国民がアジア地区でもっとも多く、集まっていると思います)
男(オカマ)女も、関係無しに、 本当に、人類皆兄弟です。
人種を超えて本当に童心にかえり誰とは関係なく水を掛け合い気分爽快でした。。
ただ帰り道
ビシャ濡れでタクシーに乗せてもらえず、仕方なく、トボトボ歩いて帰りました。
それでも本当に、この世界に、こんな平和な国があるのか、と実感したものでした。
話は戻り。
私たちの、日本の様に法と秩序が、ある程度整った国民から見ると、どうして?
という気持ちに成るのかも知れません。
中国チベット問題、ミャンマーの軍事政権、北朝鮮問題等(なんか国際的に成りましたが)
私たち日本人の素朴な正義感からはどう見ても、、、、悪です。
私たち日本人の正義感では明らかに、矛盾しており理解できないものが多々あります。
私たち日本人は言論も自由であり、幸せな国民であり感謝しなければならない、、
と思うのですが、、、
逆に平和すぎて、矛盾した事への抵抗力が無く、不合理な事への対応が出来ない。
私達、日本人は
矛盾した悪に対抗するだけの力を持ち合わせていない国民であると
これまで毎月タイ+台湾+中国+インドネシア等の海外に渡航して感じています。
今後も海外新興諸国と日本の製造業は、明らかに競争して行かなければなりません。
私達、日本の製造業は物価の安い新興国と強制的に、競争させられ苦しい立場にあり
私の使命は、会社を残し人材を育成し成長を止めてはいけない(少しだけ ()ィィです)
競争に勝ち抜くには矛盾した事でも、日系企業である誇りを持って
矛盾をどう跳ね返し、前向きに事を進めるのかがポイントに成ります。 
(場合によっては日系企業の誇りが足を引っ張るかも知れません)
いずれにしても、海外では最低限は日本人の理屈に合わないことも受け入れた後
どう跳ね返すのか、毒を毒で制すだけの器量が必要です。
これも今後、勉強していかなければならない、しかし心優しい私には大変です。
最近ビジネスを大きくするほど私から笑顔が無くなって来ている( 実感してます)
(小さい頃はいつもニコニコ愛想の良い坊ちゃんでした。今の私からして気持ち悪いですが、、
私にもそんな時代がありました) 
変な落ちを作りましたが、今後も気をつけて頑張って行きたいと思います。